
お弁当を買うと付いている、
魚型のポリ容器に入った醤油。
実はそれ、
『ランチャーム』という
当社の製品です。
旭創業の創業者、渡辺輝夫が開発した
ランチャームには、
食事を楽しく、美味しく食べてほしい
という願いが込められています。
お弁当を買うと付いている、魚型のポリ容器に入った醤油。
実はそれ、『ランチャーム』という当社の製品です。
旭創業の創業者、渡辺輝夫が開発したランチャームには、
食事を楽しく、美味しく食べてほしい
という願いが込められています。
ランチを
チャーミングに。
Make Your Lunch Charming.
BIRTH SECRET STORY
誕生秘話
昭和29年のひらめき

昭和29年、輝夫は経済新聞を隅々まで読んでいるとき、
ふと確信が頭をよぎりました。
「これからは経済的なポリエチレンの時代になる」と。
当時、お弁当に使われる醤油容器はガラスか陶器が主流で、使い捨てには不向きでした。
「割れやすくコストも高い。安くて安全な使い捨て容器を作れば、必ず売れる」と考えた輝夫は、すぐに行動を開始しました。
試行錯誤の機械づくり

輝夫は来る日も来る日も機械作りに没頭しました。
長い台の上に延板をはめ込み、直径2cm足らずの
ポリエチレンチューブを流し込み、醤油を注入して切断する機械を自ら作り上げようとしました。
現代のような精密機械がない時代、ゼロからのスタートは困難を極めました。
何度も失敗を重ね、改良を重ねる日々が続きました。
ランチャーム誕生

ある日、ついに輝夫は成功を収めました。
「出来たぞ!見てくれ、やっと出来たんだ」と、工場に顔を出した妻に輝夫は誇らしげに箱を差し出しました。箱の中には、醤油がいっぱいに詰まったポリ容器が艶やかに光り、断裁面も堅く密封され、醤油の漏れは全くありませんでした。
「さっそく特許庁へ出願だ。きっと売れるぞ!
商品名はランチャームだ!」
新しい機械、そして商品が完成した瞬間でした。
大阪進出

「この福山(広島)で作っていては販路も狭い。全国商品になるのも遅れるだろうから、大都会へ出よう」と考えた輝夫は、家族と相談し、大阪進出を決めました。
「大阪の人は新しいもの好きだから、お父さんのランチャームのために大阪へ進出しましょ」という娘の言葉が背中を
押しました。
会社設立

昭和32年、大阪市西成区に旭食品工業を旗揚げし、日本初の画期的商品ランチャームの本格的製造を開始しました。
某百貨店からの引き合いを皮切りに、日本各地から注文が殺到し、全国規模での展開が進みました。
こうして、ランチャームは誕生し、日本の食文化に欠かせない存在となったのです。
昭和46年に社名を株式会社旭創業と改め、現在はランチャームの製造販売をベースに食品包装資材全般のエキスパートとして「食」への安心・安全を追求しています。
SEVEN POINTS OF LUNCHARM